保守・メンテナンス・改造
その溶解炉・熱処理炉は定期的に保守メンテを行っていますか?
「納入した時よりも納入した後こそ大切」が私たちのモットーです
弊社が製造納入した溶解炉や熱処理炉は高額で専門性も高く、何千度という厳しい高温下で長時間使用します。
そのため、長期間での使用となると故障・老朽化は避けられません。
しかし、維持費を抑えるためと称して定期的なメンテナンスを怠っていると突然の故障・不具合による停止を生み、ひいてはお客様の生産研究工程にも大幅な遅れと損害を生じさせかねません。
私たち産機電業株式会社は、お客様の使用用途に応じて製造納入した装置を長く、安心して使っていただきたい思いから創業以来、「納入した時よりも納入した後こそ大切」をモットーに各装置の保守・メンテナンスを常に実施しております。
納入後半世紀、四半世紀を経過した各種溶解炉・熱処理炉が生産研究の第一線で現在も活躍し信頼を得ているのも保守・メンテナンスを実施しているからであると自負しております。
以下、弊社で手掛けた例として
「炉体修理およびオーバーホール」
「装置改造および修理」
「ケーブル修理および新規製作」
に分けてご紹介します。
炉体修理およびオーバーホール ~実績の一例をご紹介~
装置改造および修理
A社様 ~浸水した真空溶解炉の再生および復旧~
作業前
作業後
装 置 名:真空溶解装置
工 期:約8ケ月
状 況: 津波により装置全体が浸水。浸水から約半年経っていた
使える部品類は再利用し、同じ仕様の装置として復旧したい
作業内容:設置場所から解体・搬出し、弊社工場内へ持ち込み
装置全ての部品を分解し、製缶物など洗浄して使用できるものは再利用
電気制御系(制御・操作盤)は既設の設計をベースに新規製作
真空ポンプは浸水したものをオーバーホール
一度弊社工場で組立、動作確認して設置場所へ納入
装置全ての部品を分解し、製缶物など洗浄して使用できるものは再利用
電気制御系(制御・操作盤)は既設の設計をベースに新規製作
真空ポンプは浸水したものをオーバーホール
一度弊社工場で組立、動作確認して設置場所へ納入
C社様 ~チャンバーの交換および制御部の更新~
装 置 名:真空溶解装置 (精密鋳造用)
工 期:約8ケ月
状況 :中古の海外製メーカーの真空溶解装置を購入したが、
溶解量・真空チャンバーが大きすぎる
溶解量・真空チャンバーが大きすぎる
チャンバーの小型化を要望
制御系の更新
改造内容:真空チャンバーを適正な大きさに製作・交換
それに伴う付帯設備も可能な限り、既設を利用しながら改造
制御系は弊社にて更新
真空ポンプは既設を流用
弊社工場で組立、動作確認、溶解試験まで行い設置場所へ納入
弊社工場で組立、動作確認、溶解試験まで行い設置場所へ納入
修理ができずに長年休眠させている溶解炉や熱処理炉はございませんか?
お問い合わせはこちら
弊社では日ごろから自社製・他社製問わず各種溶解炉、熱処理炉等の保守メンテナンスや修理等に対応しております。
お手元に図面や仕様書等が残っていなくても、弊社ではまず現地確認から行い、お客様から状況や要望を聞き取り改造等の提案、的確な作業を行い、再び使用できる状態にいたします。
勿論、現地での作業はじめ作業後のサポートも弊社が責任をもって対応いたします。
安心してお任せください。
まずは上記「お問い合わせはこちら」より、お気軽にご相談ください。