熱処理炉
熱処理炉とは
熱処理炉は主に、金属材料に加熱と冷却を加えて形を変えることなく性質を向上させ加工する技術を炉内で行います。
(「日本金属熱処理工業会」の定義を一部抜粋)
また、変化させる性質については
- 強さ
- 硬さ
- 粘り
- 耐衝撃性
- 耐腐食性
- 耐食性
- 被削性
- 冷間加工性
などを指し、切断や塑性加工のような金属加工の一種に分類されます。
{キーエンス社「熱処理の教科書」より抜粋)
本サイトでは抵抗加熱の加熱設備をご紹介します。
お客様のさまざまなニーズに合わせて最適な仕様をご提案いたします。
お客様のさまざまなニーズに合わせて最適な仕様をご提案いたします。
高真空ろう付け炉
高真空または不活性ガス雰囲気内で1100℃前後まで加熱し、ろう付をする為の装置です。
≪仕様≫
・到達真空:2.6×10-4 Pa
・加熱温度:最高1100℃、常用850℃
・温度分布:温度幅10℃以内
(有効寸法域内5点測定)
・ヒーター材質:グラファイト材
・均熱帯:W300mm×H400mm×L800mm
(タイトボックス内)
・設置寸法:4.5m×4m×高さ2m
※ 仕様やレイアウトによる
真空焼成炉
真空または不活性ガス雰囲気内で最高1800℃まで加熱し、熱処理する為の装置です。
≪仕様≫
・到達真空:10Pa以下
・加熱温度:最高1800℃、常用1700℃
・温度分布:温度幅10℃以内
・ヒーター材質:グラファイト材
・均熱帯:φ500mm×L800mm(タイトボックス内)
・設置寸法:4m×4m×高さ2m ※仕様やレイアウトによる